ページ滞在時間をGA,GTMを使って計測してみよう!

GA GTM設定

こんにちは、サイト管理人OKBです。

Googleアナリティクス(GA)にて、サイトのページやLPを評価する際に、直帰率だけでは物足りないことがありますよね。
直帰はしてしまったんだけれど、ページを熟読してくれればそれでOKという考えもあります。

そこで今回、ページにどのくらい滞在したのか、その時間を計測していきたいと思います!

時間の経過によってイベントを発生させる機能がGTM(Googleタグマネージャー)にある

GAとGTMの組み合わせはすごく便利です!GTMでイベントを検知し、そのデータをGAに送ることができます。今回はページの滞在時間ですが、そのイベントもGTMが取得し、GAに送信することができるんです。

では早速進めていきます。まず、GTM上でトリガー⇒新規を選びます。

イベント名は適当に「滞在時間イベント」とでもして

「トリガーのタイプを選択して設定を開始…」を押して
「タイマー」を選択しましょう。

イベント名はそのまま「gtm.timer」
間隔は皆さんが見たい数値でよいですが、ここでは「20000」としておきます。
制限については、「1」とします。
※この設定では、20秒経過したらそのイベントを検知します。

特定のページを条件にしたいなどあれば
「これらすべての条件が true の場合にこのトリガーを有効化 」
の「Page URL」などを使用して指定できます。

今回は私のページすべてを対象にしますので「Page URL」⇒「含む」⇒「webmarketerokb.com」としておきます。

さて、これで設定完了ですので保存します。

次に、タグ⇒新規に進みます。

タグ名は適当に「GA_滞在時間イベント」とでもします。

タグの設定では「Googleアナリティクス:ユニバーサルアナリティクス」を選択します。

トラッキングタイプは「イベント」
カテゴリ・アクション・ラベル・値は自由ですが、ここでは
カテゴリ:時間イベント
アクション:20秒
ラベル:20
値:空白
としておきます。

「非インタラクション ヒット」については「真」にすることで、20秒経過してからそのまま直帰した際に「直帰」となります。
一方「偽」とすると、20秒経過してから直帰した際に「直帰にはならない」ということになります。

ここでは20秒経過しようが直帰したときは「直帰」としておきたいので「真」を選択します。

Google アナリティクス設定について、すでにGA用の変数を作成している場合は選択しましょう。
※変数の作成方法は別記事で紹介していますのでこちらをご確認ください。⇒GA用変数の作成

最後に「トリガー」ですが、先ほど作成したトリガー「滞在時間イベント」を選択したらタグの設定完了です!

あとは保存して、公開しましょう。

Googleアナリティクス側でイベントを検知出来ているか確認しましょう。

計測すべきページを開き、20秒経過させます。

GA管理画面で、リアルタイム⇒イベント⇒イベント(直前の 30 分間)
にて表示されているか確認しましょう。

無事計測が行われました!

以上、ページ滞在時間の計測についてご紹介させていただきました。

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