WEBマーケティングに必要なエクセルスキル!この関数は覚えよう

マーケティングエクセルスキル

こんにちは、管理人のOKBです。

さて、今回私がご紹介したいのはズバリWEBマーケティングに必要なエクセルスキルです。
ただ、関数を知ってるか知ってないかだけでなく、その関数をどこまで使いこなせているかというのも重要ですし、関数以外にもWEBマーケティングに必要なスキルはあります。

すべてを網羅するのは難しいので、その中でもこれは必須とも言えるエクセルスキル(関数)をご紹介出来ればと思います。

集計の王道関数SUMIFS

SUMIFS関数は、あるデータから、条件指定して加算する関数になります。
条件なしにすべてを加算するならSUM関数で済みますが、WEBマーケティングに必要なデータはその時々で様々な角度からデータを集計し、分析する必要がありますので、その際に便利な関数としてSUMIFS関数が有効になります。

例えば、WEBマーケティングを行っている際に、日別の広告掲載結果をデータとして蓄積することがほとんどですが、そのデータを

・日別
・週別
・月別
・掲載媒体別(楽天,Amazon,Yahoo…など)
・広告媒体別(Yahoo,Google,Facebook…など)

などなど、様々な形に集計する際に、SUMIFS関数は有効と言えるでしょう。
例えば下記のように

左が元のデータで、右が購入日で集計した結果になりますが、J2セルの関数は
=SUMIFS(C:C,$B:$B,$I2)
と入力し、J2:K32のセルにコピーしました。

こちらは日別のデータを週別に集計したものです。
=SUMIFS(C:C,$B:$B,”>=”&$H2,$B:$B,”<=”&$H2+6)
I2セルを見ると、2019/12/30以上で、2020/1/5以下でC列の合計を出しています。

このように、複数の条件で抽出できますし、数値や日付であれば比較演算子も使用できるので柔軟な条件指定が可能なのです。

※ちなみに、SUMIFSは加算ですが、平均ではAVERAGEIFS、個数のカウントではCOUNTIFS関数がありますが、使い方はほぼ同様ですので合わせて覚えましょう。

VLOOKUPは必須

エクセルで最も代表的な関数と言ってもいいかもしれません。
代表はSUMでは?と思うかもしれませんが、仕事でエクセルを使っている人はVLOOKUP関数を知っているのと知らないのでは効率が全く異なるといっても過言ではありません。

WEBマーケティングを行う上で、いくつかのデータを照合したり合算したりまとめたりと、データ同士を紐付ける作業が多く存在します。

例を挙げると
楽天とYahooとAmazonそれぞれで商品が売られているとする。
媒体ごとに商品がどれだけ売れたのかはデータで用意できる。
商品ごとにどこで何件売れたのかを一覧にしたい。

その際、エクセルではこのように出すことがあります。

媒体と商品を検索値として、データから件数と売上を抽出しています。
=VLOOKUP(J$1&$I3,$A:$E,4,0)
J3セルはこのように入力しています。

VLOOKUPでは、検索の結果、条件に合致したデータがないとエラーになってしまいますが、このエラーが気持ち悪い場合はIFERROR関数を合わせて使用します。

=IFERROR(VLOOKUP(J$1&$I3,$A:$E,4,0),0)
J3セルはこのようになります。

VLOOKUPのことをさらに知りたい人は、こちらのサイトでも紹介していますので確認してみてください。https://excelkamiwaza.com/about_vlookup.html

大量のデータからパッと見たい条件を表示するオートフィルタ

時には1万行、10万行と大量のデータを扱うことがありますが、そのデータ軍の中から、このデータだけ見たい!この商品のデータだけ抽出したい!といった際に使える機能になります。

また、データを並び替えたい、売上順に並べたいなどの場合にも使えますので、とにかく見たいデータをパッと出せる機能になります。

こんな感じのデータが何万行もあると仮定しましょう。
この表内を選択したまま、メニューバーから
「データ」⇒「フィルター」を。
※ショートカットであれば、Ctl+Shift+L または Alt⇒D⇒F⇒F

一番上の項目にプルダウンが表示されます。これがオートフィルタ機能です。

まずは商品を「A」に絞ってみましょう。
商品セルのプルダウンをクリックし、AだけにチェックしてOKを押すと
A以外の行がすべて非表示になり、Aだけの行が表示されます。

売上げ順で並び替えも出来ます。売上額のプルダウンで降順を押すと

売上額が高い順になり、どれが一番売れているのかパッと確認出来ます。

このように、大量のデータからも欲しいデータをパパッと取得することが可能になるため、マーケッターとしては必要なスキルと言えると思います。

さて、今回ご紹介したのは中でも必須と言えるスキル(関数)でしたが、マーケッターであれば確実にマスターするスキルだと思いますので、皆さんぜひご活用ください。

ちなみに、エクセルスキルについては私が運営しているエクセルサイトがありますので、そちらもご参考いただければと!https://excelkamiwaza.com/

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